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モリンガとは何か?モリンガって何?素朴な疑問にお答えします。

モリンガは熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されているワサビ科の可食植物。高い栄養素を持ち、90種類以上の栄養素と46の抗酸化物質があると言われる。モリンガは必須アミノ酸・ビタミン類・カルシウム・ポリフェノールなど人間に必要な栄養素をバランスよく含み、300以上の効果効能があるといわれ、成人病を始めとする病気の予防や、便秘解消、不眠の改善などに有効と言われる。2007年には国連の世界食糧計画(WFP)に採用され、貧困地域の栄養失調対策に有効な食品として指定された。

モリンガとは?

モリンガって何?モリンガとは何なのか?素朴な疑問にお答えします!

モリンガとは?

別名:ワサビノキ
主に熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されている可食植物です。
モリンガは種や根を含む全ての部分において高い栄養素を持ち、90種類以上の栄養素と46の抗酸化物質があると言われています。 その栄養価の高さから「ミラクルツリー(奇跡の木)」「300の病気を予防する薬箱」「地球上で最も高い栄養価を持つ植物」とも呼ばれています。
ワサビのような風味があり、食材としてだけでなく、粉末にして薬として使用したり、ハーブ、オイル等としても利用されています。
近年、スーパーフードとして注目されるようになりました。

モリンガの栄養素と効果効能

モリンガは必須アミノ酸・ビタミン類(ビタミンA、B1、B2、C)・カルシウム・ポリフェノールなど人間に必要な栄養素をバランスよく含んでいます。
他にも非常に多くのタンパク質、抗酸化物質、亜鉛、カリウム、リン、食物繊維・マグネシウム・鉄分を持ち、一般に流通している野菜や果物に比べて多くの栄養素を豊富に含んでいます。
モリンガには300以上の効果効能があるといわれ、特に下記の効果効能が挙げられています。

  • 成人病を始めとする病気の予防
  • 便秘解消
  • 不眠の改善
  • ダイエット効果
  • アンチエイジング
  • 肌トラブルの改善(シミやしわ、そばかす、老化等)
  • 免疫力アップ
  • 抗菌作用
  • 抗がん作用
  • 貧血の改善

国連・世界食糧計画への採用

モリンガは特に授乳中の母親や幼児の栄養失調防止に有効とされ、他の食料が不足する乾季でも問題なく育つため、熱帯等の飢餓に苦しむ人々の食物源として期待されています。
2007年には国連の世界食糧計画(WFP)に採用され、貧困地域の栄養失調対策に有効な食品として指定されました。
フィリピンの上院議員は重点作物としてモリンガを作ることを政府に要請し、世界のいくつものNGO団体が「熱帯地域のための自然の栄養源」としてモリンガを提唱しています。
「飢餓に苦しんでいる状況でモリンガの葉と粉末を摂取することによって得る実質的な健康効果にほとんど疑いの余地はない」と述べる学者もいるそうです。

モリンガの歴史

モリンガは栽培地域を中心に古くから野菜として食されるほか、飲料水の浄化や手洗いに用いられたり、薬、美容、健康のために重宝されてきました。
インド・スリランカで五千年の歴史をもつ伝統医学アーユルヴェーダには、300もの病気を防ぎ、葉は血圧と血糖値に影響を与える生薬として記載されています。
アフリカやインドネシア、フィリピンでは「ワサビノキの葉は、授乳を高める」と信じられており、授乳中の母親に与えられています。
ユダヤ教およびキリスト教の正典である旧約聖書には「濁った水を浄化し人々の喉を潤す」と記載されています。
また、世界3大美女のクレオパトラはモリンガの種のオイルを塗り、モリンガのお茶を飲んで美貌を維持したという逸話もあります。

地球環境にも

モリンガは環境問題の改善にも期待されています。
スギなどの一般の植物と比べるとCO2の吸収量が約20倍で、大気中のCO2削減、温暖化対策にも有効と言われています。

有名ブランドも注目

昨今のスーパーフードブームで、サプリメント、健康食品の原料としても多く活用され始めています。
クリスチャン・ディオール、ランコム、ボディショップ、クラランスなどの有名ブランドがモリンガを原料としたボディーケア製品、薬用化粧品を打ち出しています。